最近読んだ本

借りた以上、責任を持って最後まで読みます。
わたしたちの田村くん、この巻だけだと特徴無い主人公が、トラウマを抱えたヒロインを偶然に知り合って、偶然に事情を知って立ち向かって、とよくある悲喜の展開。でも、ヒロイン2人のうち片方は遠距離で、何故かもう一方の存在に気がついていて、で話をしめていて。驚きの展開は2巻で、なのかな。
キノ3、凄く強い主人公が中心の物語でも、時には他人の助けなく困難を乗り越えるのは難しかったり、過去に遡れば修行時代もあったり。この系の主人公は隣人にはなり得ないと、かけ離れた存在に見えていたのが、近しく感じられるようになるなあ。
シャナ0、1巻前の話とパラレルワルード編。人が喰われて存在が失われた時、全ての人の記憶から失われるというこの世界自体の設定は、死以上に恐ろしくうまいなあと。存分にこの設定を使う機会が無かったから、使った読みきりが際立ってます。あーTV版、この設定の使い方は上手かった*1。後のショートシナリオは、笑いニヤけながら読んで。
でぃ・えっち・えい、いや、これはどうなんだろう(明朗にいえず...)。図書館にあるという意味でも。

*1:一方でフリアグネ(何でこんなキーワードが登録されているんですかw)倒した時ですが、主人公(男)は小説では極度の状態になると明敏さを発揮するのですが、その要素が失われていて、何かイマイチでした。